自遊人 2008年9月号

新“ビール党”宣言!


ビールの世界的権威で評論家だったマイケル・ジャクソン氏(踊って歌うあの人とは別人です)の分類によれば、 ビールの種類はなんと70以上(数え方により90以上という説もある。ちなみに日本で飲まれているのは、主に「ピルスナータイプ」と呼ばれる一種類だけ)。 発酵方法、酵母の種類や熟成期間、ホップの使い方などの違いで、「ひとつとして同じではない」といわれる多様な味わいが生まれます。 そこで今回はそんな「プレミアムビール」を特集。素材と製法にこだわり、つくり手の想いがこもったプレミアムな味と香り……。「とりあえずビール」から「じっくり味わうビール」へ。 心地よい酔いの向こうに、まだ見たことのないビールの世界が待っています。

価格
680円
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東西のミシュラン星付き店で聞きました。
やっぱり料理には、ビールよりワインなんですか?

「ワインよりもビールのほうが味わいの幅が広がります」──ドーフ【ベルギー】
デ・カルメリート【ベルギー】/レジデンツ・ハインツ・ヴィンクラー【ドイツ】

「オールモルトのビールは焼き物によく合いますね」──かんだ【元麻布】
レストラン・ナルカミ【銀座】/ブノワ【青山】/分とく山【広尾】

世界には90タイプ以上 1万銘柄以上のビールがあるってご存じですか?


ビールと言えば「あの黄金色に輝く液体でしょ?」
な〜んて決めつけているそこのあなた! 実は世界には多種多様のビールがあるのです。
●世界各国の個性豊かなビール、全140本掲載!

ビール通に聞いた「このビールはうまいっ!」
田村功【ビール評論家】/藤原ヒロユキ【イラストレーター】/石黒謙吾【著述家・編集者】/三輪一記【ベルギービールJapan店主】/渡辺純【フリーライター】

東京・大阪・札幌・仙台・横浜・兵庫・福岡
ニッポンで!世界のビールを飲みに行こう!


ここ数年で、日本各地にベルギービールやドイツビールなど、“世界のビール”が飲める店が急増!
そして日本のビールは?といえば、今や空前の“プレミアム・ビール”ブーム。
北は北海道から南は福岡まで、国内外のプレミアムビールを楽しめる店をご紹介します。

ヨーロッパではこんな風にビールを楽しんでいます。
ビールの国のビアパブへ。


ビールの本場、ヨーロッパ。なかでもドイツ、チェコ、ベルギーは古くから独特のビール文化を持ち、ビールなしには生きていけない人々の国。自国のビールに誇りをもち、み〜んな根っからのビール好き。美味しいビールが飲める幸せに今日も乾杯!!!
さらに、そんなビールの本場にわれらが日本のプレミアムビールを持ち込んで、試飲してもらいました。さて、その反応はいかに!?

“ビールじゃないビール”は
どんなところでつくられている?忘れたくない熱海。
醸造所探訪。


“ビールじゃないビール”。正確にいうと私たち日本人が「ビールじゃない」と思ってしまう、ビールのイメージを超えた「ビール」。いったいそれらはどうやってつくられているのでしょうか?
味や製法にきわだった特徴をもつビールに魅せられて、実際に各地の醸造所に足を運んでみました。

ピルスナーの聖地、チェコ・ザーツ、ピルゼン、プラハへ──。
聖地巡礼。


さわやかな苦み、金色に輝く液体、真っ白な泡……。
私たち日本人が慣れ親しみ、世界各地で愛されている、「ピルスナー」タイプのビールは、チェコ・ピルゼンが生まれ故郷。 ピルスナービールの聖地とも呼べるチェコを巡る旅。

【とじこみ付録】ビールの基礎知識


エールにラガー、ランビック……。いろんなタイプのビールを知ると、今度は、もっと、ビールのこと知りたくなるはずです。 そこで、さらに深いビールの世界にご案内します。
ビール醸造の基礎知識/上面発酵(エール)ビールのビアスタイル/下面発酵(ラガー)ビールのビアスタイル/その他ビールの呼称/ビールのテイスティング用語

 

好評連載中!


〈大好評!連載第33回〉 本物の「食」────森枝卓士
〈大好評!連載第2回〉 百年食堂────椎名誠

■お詫びと訂正■


(1)自遊人9月号「自宅で楽しもう! 世界のビールが買える店。」記事中、56ページ「E 東武百貨店 池袋店 和洋酒売場」の内容に関して、以下の通り訂正させていただきます。
○3行目 「およそ50種類のビールを揃える」とありますが、正しくは「およそ150種類のビールを揃える」です。

(2)「ビールの国のビアパブへ。」記事中、90ページ「ケンピンスキー・ホテル・デュークス・パレス」のご紹介記事中に掲載した写真が間違っておりました。下記に正しい写真を掲載し、訂正させていただきます。

読者の皆様、関係者の皆様にご迷惑をお掛け致しましたことをお詫び申し上げます。

ベルギー・ブルージュ
貴族の館を改装した5つ星ホテル
ケンピンスキー・ホテル・デュークス・パレス
Kempinski Hotel Dukes' Palace Bruges

15世紀にブルゴーニュ侯のために建てられ、後も貴族の館だった建物と隣接する修道院の建物を改装。6室の『ヒストリックスウィート』は昔の豪奢な建築を今に伝える。一般客室はモダンだがエレガント。
住所 Prinsenhof 8, 8000 Brugge
電話 +32-(0)50-44-78-88
料金 ツイン285ユーロ〜、スウィート850ユーロ〜