本社(新潟県南魚沼市)

クリエイティブ(編集者)

雑誌「自遊人」の復刊に向けて、編集者を募集しています。自遊人の発行は3月、6月、9月、12月の年4回。できることなら今年度中に復刊したいのですが、編集者が見つからない場合には来年度の復刊を目指しています。

 

2022年から、当社では「自遊人」復刊にむけて動き出しています。コロナに翻弄された3年間でしたが、むしろ休刊することで、メディアのあり方、将来の方向性が見えたような気がします。そして今、復刊の大きな「壁」になっているのが人材不足。以前の編集者募集では多くの方からご応募いただいたのですが、そのほとんどが「在宅勤務希望」でした。今回の募集は「新潟勤務」限定です。

自遊人のデザイナーは石垣島と千葉の完全リモートですし、そもそも当社は、1996年に軽井沢サテライトオフィスを設置、2004年の南魚沼への移転など、リモートワークの取り組みを他社に先駆けて行ってきました。そして今回のコロナ。僕たちにとって「リモートはできて当然」なのですが、むしろ20年のリモートワークの結果、見えてきていることもあります。

それは「一気に新しいものを生み出し、捻り出すには、フェイストゥフェイスのコミュニケーションが重要」ということ。個々の能力を生かすルーチンワーク的クリエイティブワークならリモートで十分なのですが、複数人の力を合わせて新しいことを生み出すには「場の力」が重要だと感じているのです。

今回の自遊人復刊は単に雑誌を復刊するということではありません。映像やリアルタイム配信などをベースに雑誌を制作するという発想の転換。さらに2002年に始めた食品製造販売や2014年にスタートした宿泊業のリアルメディア強化とメディアミックスを推進するというのが目的です。つまり従来の雑誌編集者やウェブ編集者では仕事の考え方も幅も全く異なるため、「在宅勤務では不可能」という結論に達しました。

紙の編集専門職ではなく、本当の意味での「編集力」を追求していきたいと思っています。

雑誌の力がなぜ弱まっているのか。この問題の根本をしっかり考えながら、新しいメディアを一緒に作ってくれる方を募集します。同時にこれからは、紙とウェブ、静止画と動画、ライブとストリーミングなどを適宜使い分けて発信する時代です。そのような広い見識を持ったさまざまなクリエイターとも一緒に仕事がしたいと思っています。

なかなか「新潟勤務限定」となると、人が集まりません。現状の体制では、これからの自遊人を作り続けるのは不可能です。せめてもう1人、あと2人は入っていただき、雑誌だけでなく、動画、ライブ配信、さらにリアルメディアの構築をしていきたいと思っています。

正直な話、社内では本社部門(メディア部門)を東京近郊に戻さないとダメかも、という話も出ているのですが、そこは10数年前に地方移転を決めた私たちですから、なんとか新潟で継続したいところ。このあたりの地方の問題点も含めて発信したいと思っています。

新潟・南魚沼からメディアを変えていきましょう!

募集要項

勤務時間
9:00~19:30

※裁量労働制を適用
※上記勤務時間(実動9.5時間)を標準時間とし、業務遂行状況に応じて自己裁量で設定
休日
月6〜9日

※その他、慶弔休暇、有給休暇など有り
給与
月給 30万円~

※経験・能力を考慮し決定

<年収イメージ>
・360万円: ウェブや雑誌、映像などの編集経験がそれなりにある方。メディア出身ではなくても、まちおこしディレクター、レストランディレクターなどを経験していらっしゃる方
・600万円: ウェブや雑誌の複合媒体、映像とウェブの複合媒体などで実績を残している方
・800万円〜 複合媒体で編集長的な仕事をしていて、媒体としても、ビジネスとしても実績を残している方
(年収800万円以上は応募者との方との相談にて決定します。ただし初年は1年契約とし、双方で合意ができない場合は一年で契約終了することもあります)
雇用形態
正社員、業務委託
(年収800万円以上の初年度は業務委託となり、2年目より正社員、または役員に入っていただくこともあります)
福利厚生
社会保険完備
昇給年1回
ボーナス年1回
車・バイク通勤可能
借り上げ社宅完備
サンクスステイ制度(本人やご家族を自社施設へ無料招待)
各種研修制度有り
勤務地
新潟県南魚沼市

※通勤には運転免許とお車が必須です

<理想の編集者像>
・自分で、取材して、撮って、書いて、編集する人
・紙やウェブにこだわらず、映像、ライブ配信など、さまざまなツールを使って発信できる人
・商売として成り立つか、どこで商売を成立させるか、常に採算計算をしながら仕事ができる人
・食べ物、レストランに興味がある人
・ローカル、地方のことを発信したいと思っている人
・食品の製造販売、宿泊業もリアルメディアとして捉え、積極的に企画・編集ができる人

<スキル>
・インデザインを扱えること。そこそこカメラを扱えること(静止画・動画)
・入社までにプレミアプロを扱えること。入社までにオンライン配信の知識を得ていること。
(入社後に動画編集ソフトやオンライン配信知識を得る場合は、試用期間給与を別途設定します)

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私たちのことWHAT WE ARE...

OUR
PHILOSOPHY

「豊かな暮らしの価値観は、変わっていく。」
いちはやく着眼した私たちは、地方移住や食のあり方の提案を通じて、自らが実践しながら『リアルメディア』という形で、社会にメッセージを発信してきた。

食の安全、持続可能性、地方創生。
世の中は、確かに私たちの提案してきたあり方に近づいてきた。

口で言うのは簡単。
でも実現するのは想像以上に難しく、超える壁の多い挑戦だ。
自然に囲まれて心は豊かになっても、きれいな水と空気だけでは生きていけない。
お金が回らなければ、経済も死んでしまう。
けれど、不可能を可能にして、モデルを示すのが私たちの存在意義。

当然、理想だけ、アイディアだけでは突破はできない。
「自分たちにしかできないことはなにか。」
絞り込み、研ぎ澄ませ、小さな突破口を見つけ、全力で切り開く。
ありたい姿が、ビジネスとして成立する道筋を模索してきた。

編集プロダクションからはじまり、雑誌「自遊人」の立ち上げ・制作で培った創造力と編集力。
「里山十帖」など、社運をかけた大きな資金調達や投資を成功させてきた事業計画力と推進力。
「箱根本箱」の企画・運営から学び得た各所連携の調整力と、時に起こる停滞を打破する牽引力。

このクリエイティブ×ビジネスマインドを武器に、地方を主役にして経済圏を成立させる。
金銭基準ではない豊かな暮らしを実現するために、途方もなく高い目標を掲げ、日々試行錯誤している。

そして今、この難題を実現するために必要なのは、何よりも、人の力。
ともに目標を追い続けていくための仲間だ。

地方から、革命を起こしていかないか。
簡単にできないことだからこそ、おもしろい。

私たちがやろうとしているのは、この国の「生き方の未来」をつくる仕事だ。

チームクリエーションで、
地方から革命を起こす。

こんな人を
求めています

ここに紹介するのは、私たちが日々大切にしている、思考・行動の指針です。すなわち採用における人材要件とも言えます。自遊人を、自遊人たらしめるための十の約束事。もちろんすべてを持ち合わせている方は多くないでしょう。けれど、共感できる、こうありたい、成長したい。そう思っていただけるあなたと一緒に働きたいと思っています。

自遊人十条