自遊人十条
自遊人十条 −自ら考えてベストを選択する。−
自ら考えてベストを選択する。
目的を考えれば、行動は自ずと決まる。そこから得られる仕事へのフィードバックや成功体験こそが、自分を成長させてくれる。
私たちが日々大切にしている思考・行動の指針「自由人十条」。自遊人を、自遊人たらしめるための十の約束事を、一つずつ解説していきます。なぜこの約束が生まれたのか。どんな想いを込めてこの言葉を選んだのか。その理由を代表岩佐に聞きました。
自ら考えてベストを選択する。
「考える」ことはとても大切だと普段から社内では伝えています。これまで自遊人では、里山十帖や箱根本箱といった宿泊施設の業務一つひとつであってもマニュアルをあえてつくることなくやってきました。(※松本十帖など規模が大きくなった施設に関して、最低限のガイドラインは必要になるとは考えていますが、あくまでそのとおりやればいいといったマニュアルはつくりません)。なぜならば、決まりきった挨拶、決まりきった対応を教科書どおりに行うことでは私たちの価値は伝えられないと思っているからです。リアルメディアとしてプレゼンテーションをしていく接客こそ、なによりクリエイティブな仕事なのに、その創造性に蓋をしてしまうことにほかならない。だから思考放棄してはいけない。自分の頭で考えなければいけないのです。目的が決まっていれば、自ずとどうすればいいかも考えられるものです。そして、自分で考えて実行したことに、たとえばお客さまからフィードバックが返ってきたり、喜びのお声をいただいたりすれば、それが成功体験となってさらにエンジンがかかるもの。そうして自分なりのベストを選び進んでいくことの先に成長があるのです。