自遊人十条
自遊人十条 −まず動いて、それから考える。−
まず動いて、それから考える。
人生を大きく変えるようなチャンスは、そう何度もやってこない。まずは掴むこと。うまくいく方法は走りながら考えればいい。
私たちが日々大切にしている思考・行動の指針「自由人十条」。自遊人を、自遊人たらしめるための十の約束事を、一つずつ解説していきます。なぜこの約束が生まれたのか。どんな想いを込めてこの言葉を選んだのか。その理由を代表岩佐に聞きました。
まず動いて、それから考える。
自遊人十条の中に、自ら考えることの大切さを表明する一文がありますが、矛盾のないように説明をしておくと、日々考えるのは前提条件です。どうしたらもっとうまくいくか。思考を巡らせるのは常々やることであって、考えているだけで動かないのでは何も意味がないよ、ということです。特に中小企業は、スピードが命。同じチャンスが1ヶ月後、1週間後も目の前にあると思ったら大間違いです。これは私自身の教訓でもありますが、チャンスはいつでもやってくると勘違いしている人は世の中に多い。そして、チャンスはチャンスの顔をしてやってこないというのも大事なポイントです。たとえば里山十帖をやらないかとお声がけいただいた時も、「待ってました、宿がやりたかったところでした!」ではなく「頼まれはしたものの、宿泊施設か…」が最初でした。けれど、この機会をいかに活かすか。リアルメディアの考え方、立地、雑誌社が宿、など絶対に注目される。これはやるしかない!とまず決意しました。人生のチャンスは、そう何度もない。だからこそまずは掴む。そしてうまくいく方法を考えながら動きつづければいいのです。