[材料] 2〜3人前
生ハム ………切り落とし100g
アスパラ………… 100g(1束)
トウモロコシ … 100g(1/2本)
水……………………… 300cc
米…………………………1.5合

生ハムのスモーキーな香りは、実はかつお節の香りにソックリ! それを利用して、だし汁無しで炊きました。トウモロコシのヒゲは、炊きあがりの余熱をちょっぴり加えてごはんと一緒にどうぞ


基本の味付けは生ハムの塩気とトウモロコシの甘みだけ。だし汁や調味料不要の簡単メニューです。
炊きあがり後にバターを落としてガッツリライス風にしたり、冷えてから、オリーブオイルをかけてサラダ風にしたり……。
シンプルだけにアレンジが楽しいメニューです。ぜひ、自分好みのアレンジにチャレンジしてみてくださいね。

1)生ハムと米を準備
生ハムを一口大に切って、米と水と一緒にフライパンへ。米はしっかり浸水 & 水切りして準備。
2)トウモロコシは生のまま
 身を外す

トウモロコシを生のまま身をはずしフライパンへ。蓋をして(蓋がなければアルミホイルで代用)、炊飯開始。
3)炊飯中にアスパラを準備
皮を剥き、余熱で火がとおるぐらいに細かくカット。根元はのぞいておく。「アスパラは鮮度が良ければ半生ぐらいが美味。蒸らしの段階で加えましょう」。
5)炊きあがったら最後にバターを入れ、蒸らし3分
「まず弱火で3分。これは冷水のなかで浮力のない状態の米に浮力を持たせるため。こうすると焦げません。水が温まったら強火で5分。沸騰させます。その後、水分の蒸発を防ぐため中火に。沸騰をキープしながら5分。さらに水分が少なくなってきたら弱火で5分で炊飯終了。こんな風に、フライパンの中のことを想像しながら炊くと、焦げずに美味しく仕上がります。ア
スパラは香りを重視して、蒸らしの段階で投入。2分蒸らして完成!」

アスパラの皮むき。“ 持ち方 ”で勝負は決まる。

アスパラの根元。繊維の固い部分の皮を剥いて準備。左は吉澤の手元、右は神田先生の手元。
違いはアスパラの“持ち方”。「手のひら、親指の付け根あたりのふくらみにアスパラをのせて、包丁を手前にひくと安定します」。ピーラーでも包丁でも使える裏技。ぜひお試しを!