難点は幅広い客層?
常連から一見客まで、やっぱり居心地のよさは最高。
とまぁ、本誌でも温泉倶楽部でもべた褒めになってしまうので、あえて難点を考えると、それは客層でしょうか。
宿泊客は「もともとのお客様」的な人から「一見の物見遊山」的な人まで本当に様々(これだけ有名なのだから当然でしょう)。
これがかえって一見客にはフランクな居心地の良さを与えているのですが、本来、あさばを支える層から見れば、「ちょっと」ということになるのも間違いありません。物見遊山の客層のなかには、常識を疑う方も混じっていたりして……。
ま、でもこれはあさばに非があるわけではありません。私たち、泊まる側の良識が問われるわけで、こういう宿では、一見客は、銀座のすし屋と同じく、「常連客に気を遣って」過ごすのが粋でありマナーだと思うのです。
と、書いたところで、私自身があさばの雰囲気を壊しているのでは?と気付きました。
なにしろこのメルマガを読めばわかるとおり、私の泊まる宿といえば、最近はもっぱら山小屋や秘湯の宿なのですから。
あさば【静岡・修善寺温泉】 |
所在地:静岡県伊豆市修善寺3450-1 |
TEL:0558-72-7000 |
宿泊料金: 1泊2食37,950円〜78,900円(休前日同料金) |
施設:全17室(BT付11室、T付6室) ※客室浴槽はすべて完全放流式、男女別大浴場各1、男女交替制露天風呂1、貸切内湯2(全浴槽完全放流式) |
チェックイン:14:30 |
チェックアウト:11:30 |
電車でのアクセス:伊豆箱根鉄道修善寺駅からタクシーで約7分 |
車でのアクセス:東名高速道路沼津ICから国道136号を経由し約40分 |
地図:Googleマップ |
HP:なし |
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あさばの魅力はなんと言っても食事。一部屋ずつ釜で炊きあげられる白いご飯はとびきり美味しい。米は夕食と朝食で米を使い分ける。料理に合わせて米を使い分けるほどご飯にこだわる旅館はそうはない。
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