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CEO, Creative Director岩佐十良

全業種クリエイティブ。
不可能を可能に変えるチームに加わりませんか?

自遊人は、何をする会社に見えるでしょうか。旅館業?食品会社?出版社?地方創生&活性化のプロデュース会社? 人によって様々な受け取り方がありますが、すべての事業に一本通っている軸はと言えば、「豊かな人生のために、本当に価値あるものをお届けしていく」会社です。

1989年、私たちはデザイン会社として創業しました。編集プロダクションを経て、2000年にライフスタイルを提案する雑誌「自遊人」を創刊。さらに2002年には「米ひと粒がメディア」をスローガンに、無添加・オーガニック食材をお客様にお届けする「オーガニック・エクスプレス」を始めました。時代が変わりインターネットやSNSで情報があふれる中、本当に価値あるものは雑誌やデジタルでは届かない。だからこそ「リアルメディア」にこだわり、食品事業をスタートしたのです。その後、2014年にはメディアとしての体験型複合施設「里山十帖」を開業。その後の「箱根本箱」「講 大津百町」「松本十帖」、そのほかディレクション&開業支援をした宿は、いまや全国に多数あります。

大切にしたい考え方を社会に伝え続けてきた結果、応援してくださるファンの方々が増えて、里山十帖の稼働率は常に100%に近い水準をキープ。コロナ禍でも2020年7月以降は稼働率が回復して前年比90%以上をキープすることができました。さらに箱根本箱では過去最高の売上と黒字を達成。浅間温泉の活性化をめざす松本十帖の業績も着実に伸びています。そして現在、新潟県魚沼市、長野県軽井沢町、愛媛県のとある町でもプロジェクトが進行中。事業が加速する今、ともに高い理想を掲げ、未来を実現していく仲間を求めています。

私たちのポリシーは「クリエイティブ・カンパニーであること」。常に重要視しているのは「世の中にまだないことをやる」こと。だから、事業のコピー&ペーストはしません。私たちがプロデュースする案件は、宿泊施設にしても、特産品開発にしても、地方創生にしても、すべてゼロから企画をスタートさせています。洋服で言うならばオートクチュール。これが他のホテルグループやレストランチェーンと大きく異なる点です。うまくいったやり方を拡大再生産すれば儲かるじゃないかと言われることも多いのですが、それでは私たちがやる意味がない。なにより面白くない。「どうやったら儲かるか」ではなく、「どうしたら世の中が楽しくなるか」「どうしたら世の中を変革することができるのか」。そんな理想論を突き詰めながらも黒字を出し、確かな足跡を残している会社です。

正直、難しいことをやっています。経済活動が成立しないと思われている地域で、補助金等に頼らず経済的に自走させること。常識では無理と思われていることを実現するその裏側にあるのが、長年培ってきた私たちの武器、「編集力」です。日本に「編集力」と「実行力」を併せ持つ会社はそう多くありません。というより、ほとんどないかもしれません。それが私たち。30年以上、会社が持続している理由です。

持続可能性が叫ばれるようになった今だからこそ、「真の豊かさとは何か」提案したい。そのケーススタディをつくりたい。持続可能性を語るのは簡単。でも経済的活動と一致させるのは極めて難しい。だからこそ、不可能を可能にできたら面白いと思いませんか?

世間から見れば変わり者かもしれません。編集プロダクションを出版社に変えたこと(実はテレビ番組の制作会社がテレビ局を作るのと同じくらい難しいことなのです)。雑誌編集者として絶頂期だった36歳の時、東京・日本橋から新潟・南魚沼に会社ごと移転したこと(新潟とは縁もゆかりもありません)。新潟県人も知らない大沢山温泉の旅館を買い取って巨額の投資をしたこと(里山十帖です)。旅館で星をとるのは極めて難しいのに実はひそかにミシュランガイドの星を目指していたこと(ミシュランガイド新潟2020で一つ星を、ゴ・エ・ミヨ2021では3トックを頂戴しました)。松本ではさらに巨額の投資をして温泉街の活性化に取り組んでいること(会社の歴史上、最大の挑戦です)。

自遊人は大丈夫か、そんなに世のなか甘くない、と嘲笑されたこともありました。けれど、結果としてすべてを現実に変えています。そして私たちが選んできた道は、むしろ最先端であったと評価いただくようになってきました。誰もやったことのない挑戦には、言葉で表現できない大変な場面もありましたが、信じて進み続けてきたからこそ今があると思っています。

これからも信念が揺らぐことはありません。コロナ禍で観光業は苦境に立たされています。でも私たちの行く先は暗いのか?と問われれば答えはNOです。一時的に落ち込んでいるものの、長い目で見れば日本の産業の中核の一つが観光業であることは明白。地方を元気にする。日本の魅力を世界に発信する。この国の未来を支える屋台骨となるこの産業を通して、地方から豊かさのあり方を変えていく。

こんなに素晴らしい仕事はありません。求めているのはこの国の未来を信じる力。地域のポテンシャルを信じる力。そしてプロデュース&ディレクションする力。料理、サービス、企画、デザイン、設計、編集…。

何かを変えるには一人の力ではできません。自遊人では、サービス職をプレゼンターと呼ぶように、すべての仕事で世の中に新たな価値を提案することを大切にしています。企画も料理も接客も、全職種がクリエイティブ。そして全員がプロフェッショナル。クリエイティブ&プロフェッショナルなチームが一丸となって発揮する大きなベクトル、一般的には考えられない想像を超えるパワーを私は信じています。

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私たちのことWHAT WE ARE...

OUR
PHILOSOPHY

「豊かな暮らしの価値観は、変わっていく。」
いちはやく着眼した私たちは、地方移住や食のあり方の提案を通じて、自らが実践しながら『リアルメディア』という形で、社会にメッセージを発信してきた。

食の安全、持続可能性、地方創生。
世の中は、確かに私たちの提案してきたあり方に近づいてきた。

口で言うのは簡単。
でも実現するのは想像以上に難しく、超える壁の多い挑戦だ。
自然に囲まれて心は豊かになっても、きれいな水と空気だけでは生きていけない。
お金が回らなければ、経済も死んでしまう。
けれど、不可能を可能にして、モデルを示すのが私たちの存在意義。

当然、理想だけ、アイディアだけでは突破はできない。
「自分たちにしかできないことはなにか。」
絞り込み、研ぎ澄ませ、小さな突破口を見つけ、全力で切り開く。
ありたい姿が、ビジネスとして成立する道筋を模索してきた。

編集プロダクションからはじまり、雑誌「自遊人」の立ち上げ・制作で培った創造力と編集力。
「里山十帖」など、社運をかけた大きな資金調達や投資を成功させてきた事業計画力と推進力。
「箱根本箱」の企画・運営から学び得た各所連携の調整力と、時に起こる停滞を打破する牽引力。

このクリエイティブ×ビジネスマインドを武器に、地方を主役にして経済圏を成立させる。
金銭基準ではない豊かな暮らしを実現するために、途方もなく高い目標を掲げ、日々試行錯誤している。

そして今、この難題を実現するために必要なのは、何よりも、人の力。
ともに目標を追い続けていくための仲間だ。

地方から、革命を起こしていかないか。
簡単にできないことだからこそ、おもしろい。

私たちがやろうとしているのは、この国の「生き方の未来」をつくる仕事だ。

チームクリエーションで、
地方から革命を起こす。

こんな人を
求めています

ここに紹介するのは、私たちが日々大切にしている、思考・行動の指針です。すなわち採用における人材要件とも言えます。自遊人を、自遊人たらしめるための十の約束事。もちろんすべてを持ち合わせている方は多くないでしょう。けれど、共感できる、こうありたい、成長したい。そう思っていただけるあなたと一緒に働きたいと思っています。

自遊人十条