理想の寝姿勢を保つ、究極のウッドスプリング
理想的な寝姿勢とは、立っているときと同じように背骨がすっと自然に伸びた状態。横になっているときは背骨がまっすぐに、仰向けになっているときはS字カーブそのままに。つまり理想的な寝姿勢を得るには、体型に応じて敷布団が柔軟に変化することが重要です。
そんな理想的な寝姿勢を簡単に得られるのが「リフォーマエレメント」。スイスのヒュースラー・ネスト社の製品で、一見するとすのこのようですが、ただのすのこではありません。「リフォーマエレメント」は4層構造になっていて、いちばん下には天然ゴム100%のラテックス、その上にトリメール板と呼ばれる細い板が何本も敷いてあり、さらにラテックスとトリメール板が重なっています。
このトリメール板がたわんでスプリングの役目を果たすのですが、どんな姿勢に対しても体にあわせてぴったりとフィットして、常にベストな寝姿勢をキープしてくれるのがポイント。たとえば横になって寝たとき、硬い寝具ですと肩やおしりが背骨を歪ませてしまうのですが、「リフォーマエレメント」なら肩やおしり部分がぐっと沈むので、常に背骨はまっすぐに保たれます。仰向けに寝たときは背骨のS字カーブそのままにたわみます。
使用している素材は天然素材100%。ラテックスは天然ゴム100%ですし、トリメール板はアスペンとメープルの無垢集成材。それを包んでいるのはオーガニックコットン。素材にはとことんこだわった商品です。
カビやダニの心配のない天然ゴム素材
この「リフォーマエレメント」の上に載せるのが天然ゴム100%の「ラテックス7センチ」。天然ゴムは高反発でも低反発でもなく、体圧分散機能には最も優れています。しかも「リフォーマエレメント」との相乗効果でさらに体圧を分散させてくれるので、体圧による循環器系への圧迫を防ぎ、快適な就寝姿勢を実現します。
さらに天然ゴムは天然抗菌性能が高いのも特徴。カビやダニの心配もほとんどありません。もちろん「ラテックス」を覆っているカバーは湿気でカビますから、絶対にカビない、ということはないのですが、「リフォーマエレメント」を下に使えば通気性も抜群。一般的な繊維素材に比べて耐久年数も長く、清潔に使うことができます。
ちなみに「ラテックス」は5センチと7センチがあるのですが、5センチだと「リフォーマエレメント」のスプリングの影響を受けすぎて、寝返りをうったときに“ぼよーん”とした反発をかなり受けてしまいます。そこで石田屋では寝ているときの安定感から考えて、7センチをおすすめしています。
吸湿性の高いベッドパッドでさらに快適に
さらに「ヘッフェル ウールパッド」を敷くことによって、寝心地は最上級へ。「ヘッフェル ウールパッド」は高品質なオーガニック・ウールを100%使用。側地にトリコットという目の粗い通気性抜群の素材を使用しているおかげで、冬は暖かく、夏は涼しいのが特徴です。ちなみに側地にトリコットを使用できるのはウールの品質が高いからで、もし品質が悪いウールを使うと、トリコットの目からウールが飛び出してきてしまいます。
人間は睡眠中に一晩で200ミリリットル以上の汗をかきます。夏場は倍になると言われ、汗かきの方は1リットル近くにもなります。その汗を吸い取ってくれる役割としても「ヘッフェル ウールパッド」は最適。優れた放湿性を併せ持つので、日中は吸い取った汗を素早く放出します。メンテナンスは通常のドライクリーニングでOK。扱いやすさも魅力です。
ちなみにこのセットは富山県のホテル「リバーリトリート雅樂倶」のスイートルームで採用。お客様の評判はかなり高いそうで、今後、すべてのスイートルームへ改装とともに拡大していくことを検討中だと言います。
ホテルのスイートルームのような究極の寝心地を、ご自宅にいかがですか?
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「リバーリトリート雅樂倶」は、建物の建築、家具のデザイン、料理の質など、ディテールに徹底的にこだわる高品位なホテル。当然ながら寝具の研究にも余念がなく、最近改装したスイートルームにこのセットを導入。実際に寝てみたところ、ホテルらしいソフトな感触でありながら、背骨ががっちりホールドされる感覚。横向きに寝たときの姿勢は本当にラクで、これなら肩こりともさようなら、できるかもしれません。価格に比較的お手頃。ホテルのような寝心地を求める人におすすめのセットです。
(オーガニック・エクスプレス 商品開発担当 小沼百合香) |
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