農業に夢を。
現在、巷では様々な農業問題が語られています。
例えば農地の転用問題。
「将来の土地の値上がりに期待する偽装農家が日本の農業をダメにしている」。
こんな論調があります。たしかに否定できません。

かなりの数の兼業農家が実際に、子供の大学進学のために、結婚式のために、家を建てるために、土地を切り売りしている現実があります。
こうして農地は虫食いになり、生産性が落ち、さらに自分ではほとんど耕作せず・・。

ただ、「なぜ、こうなってしまったのか」も私たちは考える必要があります。
大規模な専業農家でさえ生活が苦しい現実。暮らしていけないから兼業農家になり、その収入では足りないから農地を売るのです。スーパーの出店や国道のバイパス工事で御殿を建てる農家がたくさんいるのも現実ですが、本業で御殿を建てる農家がいないのも現実なのです。
ここから先は、政治的な抜きには進めないのでやめておきますが、ただひとつだけ言えることがあります。それは「現在の農業には夢がない」ということ。有機農業この道20年といった専業農家や地域いちばんの専業農家には、せめて御殿くらいは建ててもらいたいものです(もちろん夢はお金の問題ではありませんが)。


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